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食器棚を整理しよう!使いやすい収納&便利グッズを紹介

投稿日:2024年1月10日 | 最終更新日:2024年1月10日

きれいに整理整頓された食器棚を見るのは、とても気分がいいものです。

料理に合う食器を選び、食卓に並べる。毎日の仕事だからこそ、食器棚は使いやすく、見た目にも美しい場所である必要があります。

本記事では、食器棚を使いやすく整えるための収納術を解説します。食器の収納に役立つ便利グッズもご紹介するので、食器棚の収納を見直したい方はぜひ参考にしてください。

食器棚を整理する前にチェックしたい3つのポイント

食器を収納できるスペースは限られているので、手当たり次第押し込んでも使いやすい収納は実現しません。

食器棚の収納を見直したいとお考えの方は、まず以下3つのポイントを確認しましょう。

  1. 食器の使用頻度
  2. 食器の量(枚数・個数)
  3. 食器棚のサイズ

ここからはそれぞれのポイントを詳しく解説していきます。

1.食器の使用頻度

食器棚を整理するにあたって、第一にチェックしたいのが食器の使用頻度です。

使用頻度は次のように分類してみましょう。

使用頻度目安
非常に高いほぼ毎日。
高い週2〜3日。
普通週1日程度。
あまり使わない月2〜3回程度。または来客用。
ほとんど使わない年に数回程度。またはイベント時のみ。

使用頻度が非常に高い〜普通の食器は、出番の多い【スタメン】として扱います。

食卓に並ぶ回数は少ないものの、クリスマスやお正月などのイベント時に活躍する食器は一旦【特別枠】とします。

出番の少ない食器の中で「思い出があるから」「高価だから」という理由で保管しているものは、別の使い道を検討してみましょう。

例えば、思い出の食器はインテリアとして活用したり、高価な食器はリサイクルしたりして、違う形で出番を増やしてあげるのです。

手放すのがもったいなければ、スタメン入りさせるのも一つの方法です。使わない食器は場所を取るだけの厄介者になってしまうので、しまいこまずにどんどん使いましょう。

盛り付けしづらい、サイズが合わないなどの理由で出番の少ない食器は、思い切って処分することをおすすめします。

2.食器の量(枚数・個数)

食器棚を整理するにあたって、所有している食器の量を把握することも大切です。

食器を収納できるスペースには限りがあり、当然ながらそれを上回る量の食器は収納できません。スペースいっぱいに納めたとしても、使い勝手や家事効率は悪くなるでしょう。

収納量に対して食器の量が多過ぎないかを確認するため、食器棚を整理する前に食器の枚数・個数はしっかりとチェックしてください。

3.食器棚のサイズ

食器の使用頻度と量をチェックしたら、最後は食器棚のサイズも再確認しましょう。

食器棚は棚板の位置を変えられることが多く、うまく高さ調節をすれば収納の幅を広げることができます。

もし棚板の位置を変えられなくても、便利な収納グッズを使えば空きスペースも有効活用できるでしょう。

収納の可能性を広げる意味でも、食器棚のサイズ感や容量はある程度把握しておくことをおすすめします。

食器棚の整理に便利な収納グッズ&使い方

陳列された収納ケース

食器棚を使いやすく整理するには、便利な収納グッズの存在が欠かせません。

たとえば、このような収納ケースは出番の少ない食器を高い位置に収納する時に最適です。

収納ケースに入れることで食器棚から取り出す際に食器が滑り落ちるのを防ぐことができますし、かさばる食器を縦に保管する際にも使えます。

食器棚の空きスペースを有効活用するには、このようなラックも便利です。

画像引用:山崎実業|Simple Life Lab.

こちらの商品は、山崎実業・towerシリーズの「ディッシュストレージタワー」です。食器棚の上に置くだけで、空きスペースにも食器を収納することができます。

便利な収納アイテムと言えば、100円ショップの商品も要チェックです。

画像引用:Watts

こちらの商品は、Wattsの「A4バインダースタンド スリム」。書類やファイルなどを収納するためのアイテムですが、かさばりがちな大皿を立てて収納するのに役立ちます。

食器棚にただ食器を並べるだけでは、本来の収納力を活かすことができません。

上記のようなアイテムを駆使しながら、食器棚収納をアップグレードしていきましょう。

食器棚を整理しよう!使いやすさをアップさせるアイデア収納術6選

所有する食器の使用頻度と量、食器棚のサイズを確認したら、さっそく食器棚を整理していきましょう。

収納スペースを最大限に活用し、かつ使いやすさを向上させるため、ここでは6つの収納術をご紹介していきます。

1.よく使うものは「目線の高さ&手前」に

収納の基本は、使用頻度の高いものを目線の高さに置くことです。

食器棚の上段は手を伸ばしてようやく届く位置にあるため、出番の多い食器を収納するにはあまり適していません。

目の高さから下、腰の位置くらいまでは食器を取り出しやすいので、スタメンの食器はこのゾーンに収納することを意識しましょう。

もう一つ、使用頻度がそれほど高くない食器は奥の方に収納することも大切です。

年に数回程度しか使わないものは食器棚の上部、月2〜3回程度のものは手の届きやすい段の奥を陣取ると使い勝手が改善されますよ。

2.食器棚の高い位置は「収納ケース」の出番

食器棚の高い位置に食器をしまう時は、便利な収納グッズの出番です。

日本人女性の平均身長を考えると、食器棚の上部は手を上に伸ばしてようやく届く高さにあります。平均よりも身長が低い方であれば、背伸びをするか踏み台を使わなければ届かないかもしれません。

こわれやすい食器を安全に取り出すには、食器棚の上部はケースなどに入れて収納するのがおすすめです。

無印良品やニトリの収納ケースはサイズ展開が豊富で、所有している食器に合ったサイズを選びやすいメリットがあります。

画像引用:無印良品

こちらは無印良品の「やわらかポリエチレンケース・中」です。グラスやお茶碗、スープカップなど高さのある食器を収納するのに便利です。

3.収納ケースには「ラベリング」もお忘れなく

食器棚の整理に収納ケースを活用するなら、どこに何があるか一目でわかるような工夫も必要です。

このようなラベルシールに収納した食器の種類を書いて貼り付ければ、中を見なくても必要な食器を取り出せます。

食器棚の収納はライフスタイルによって見直しする可能性があるので、はがしやすいマスキングテープなどを活用するのもいいですね。

4.自慢のお皿は「あえて見せる」収納に

お気に入りの食器は収納せず、人目に触れる場所にあえて置くという選択肢もあります。

キッチンをすっきり見せるには、食器やカトラリーは見えない場所にしまっておくのが鉄則です。

整理整頓されたキッチンは清潔感があり、とても素敵です。そこにお気に入りの食器を置けば、その食器の存在感を強調させることができます。

おしゃれな食器はインテリアの一部として活用できるので、食器棚に収納せず人目に触れる場所にそっと置いてあげるのもおすすめですよ。

5.グラス類の下には「滑り止めシート」が必須

食器棚を整理しつつ、使い勝手も改善するには滑り止めシートの活用も有効です。

扉の開け閉めや食器を取り出す時、目的の食器以外に手が触れてしまうことは多いかと思います。華奢な食器やグラスなどは倒れやすく、最悪の場合ヒビが入ったり割れてしまう恐れも。

ものが多くなればなるほど食器同士がぶつかり合う確率も上がってしまうので、大切な食器を守るための対策も忘れてはなりません。

滑り止めシートは棚板ごとに敷くのが正解です。収納ケースに食器をしまう場合は中にもシートを敷いて、食器がズレないように対策をしましょう。

6.長期間出番のない食器は思い切って「処分」も検討を

食器棚を整理していると、ほとんど使用しない、あるいは使い道に困る食器が出てきます。

「高価だから」「いただきものだから」という理由で処分できない気持ちはよくわかりますが、明らかに使用頻度が低いものであれば処分を検討してみてはいかがでしょうか。

捨てることに気が引けるのであれば、身近な人に譲ったり、フリマアプリやリサイクルショップに出してみるなどの方法があります。

食器棚の奥でホコリをかぶるよりも、新たな持ち主に使ってもらうと考えれば、処分することへの抵抗も多少は軽減できるかと思います。

ガラス扉の食器棚をおしゃれに整理するコツ

お使いの食器棚の扉が透明ガラスなら、機能性だけでなくインテリア性にもこだわってみませんか?

せっかく中が見えるのですから、飾り棚のようにして使うと食器棚の整理が楽しくなるはずです。

デザインが素敵なものは食器棚の中段&手前に配置し、あえて見えるように収納します。何気なく食器棚を見た時に、お気に入りの食器が目に入るとそれだけで嬉しい気持ちになるでしょう。

また、ガラス扉であるという前提があると食器選びで妥協しなくなるという側面もあります。人目に触れやすい場所だからこそ、おしゃれな食器を選びたいという意識が働くかもしれません。

食器棚の整理で困ったらプロに相談するのがおすすめ

食器棚を上手に整理するには、ちょっとしたコツが必要です。

食器の量を把握し、使用頻度に合わせて配置する。機能性を高めるには便利な収納グッズの存在も欠かせません。

収納を見直す機会があれば、本記事を参考に使いやすくて見た目にも美しい収納を目指してみてください。

食器棚の整理で困った時は、収納やインテリアのプロに相談するのもおすすめです。弊社は

インテリアに関するご相談にお答えできますので、お困りごとがございましたらお気軽にお問い合わせください。

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プロフィール

(株)COLORHOUSE代表の廣田です。
色彩計画と欧米インテリアを得意としています。
インテリアでお困りの方はお気軽にご相談ください。