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リビング模様替え

素敵なリビングに模様替えするための7つのコツ

投稿日:2020年11月16日 | 最終更新日:2020年11月16日

コロナ禍でお家時間が長くなったことで、居心地の良い住空間を求める方が増えましたね。

整理整頓や断捨離を試みて、お部屋がすっきりされた方もおられるのではないでしょうか。

お部屋がすっきりすると、今度は家具の配置やインテリアの組み合わせが気になってきませんか。

「生活感がないお部屋にしたい」、「ドラマに出てくるようなインテリアにしたい」、「部屋を広く見せたい」など悩みは尽きませんが、せっかく物が減ってスッキリした部屋ですから、この機会に「より心地よく過ごせる部屋」になるように、「(リビングの)模様替えのコツ」をお伝えしていきたいと思います。

「どんな部屋にしたい?」ゴールを決めること!

先ずは「どんな部屋にしたいのか」「どんな暮らしがしたいのか」など、部屋のイメージをはっきりと持つことが重要です。

インテリア雑誌やインターネットからインテリアの情報を取得して、自分好みのインテリアイメージを見つけていきましょう。

最初は、「これもいいけどあれもいい」なんて目移りしますが、インテリア情報に沢山触れるほど自分のイメージはしっかり確定していきます。

面倒だと思わずなるべくインテリア情報に触れて、いいなと思うイメージは後で見直せるように保管しておいてください。

保管した資料を見直すと、漠然としていた好みのインテリアイメージがはっきりと見えてくるようになります。

「お気に入りの家具」を中心に模様替えするには

例えば、「イメージはわからないけどお気に入りの家具がある」という場合は、その家具とよく似た家具を使ったインテリア写真を探してみましょう。

そうすることで、インテリアイメージがわかってきて空間が具体化します。

お気に入りの家具は、きっとそのお部屋の主役になるわけですから、アンマッチなインテリアの組み合わせでは脇役の家具たちでさえ活かされません。

できるだけ多くインテリア写真を集めて、その家具でどんなイメージのお部屋になるのかまたそれが自分の好きなイメージなのか、を知ることが大切です。

リビング全体を把握する

サイズを測らず家具を購入して思いもよらず大きすぎたとか(又は小さすぎた)とか、計画なしにいきなり家具や荷物を動かして結果移動先ではイマイチのレイアウトであるのがわかった、など失敗があると模様替えする気持ちも覚めてしまいます。

そうならないために

  • 模様替えを決めたら、リビング全体を理解することが必要です。
  • 部屋のサイズ(柱にも注意!)
  • 天井高(梁にも注意!)
  • 扉の位置と開閉方向
  • コンセント位置

に注意を払ってリビングの全体を知り、家具などのサイズとレイアウト決めを計画性をもって進めていきましょう。

暮らしに合わせた動線

計画を立てることのもう1つの意味は、「効率の良い生活動線」を見直せることにあります。

テレビが見にくい位置にソファが置いてあったり、ダイニングへ移動するのにサイドテーブルが邪魔してたりなど、今より生活が不便になってしまうようなレイアウトは避けなければなりません。

また、窓から入る「光や風」が遮られてしまうようなレイアウトでは最悪です。

十分なシミュレーションを立てて、設置と移動をするように心がけましょう。

リビングの主役:ソファの配置換え

家具の配置換えをすると、慣れ親しんだお部屋でも新鮮さを感じます。

リビングにある大型家具ソファは存在感が大きいので、配置の向きを変えるだけで気分転換につながりますね。

動線が不便にならないようであれば、思い切って配置の向きを変えてみてはいかがでしょうか。

例えば、空間がつながっているリビングダイニングを、ソファを使ってリビングとダイニングに分けてみるのもいいでしょう。

最近は後姿が美しいソファが多いので、ソファを主役家具にするなら、360度見ることができるこの配置をおすすめします。

日本にありがちなのは、壁に沿って家具を配置してしまうことです。

海外に比べるとお部屋が狭いので仕方がないのですが、もし余裕があるようならこのような配置も楽しんでみてほしいと思います。

ソファにオットマンを組み合わせると、脚をのばして座ることができるのでくつろぎ度が一気に増します。

ソファと違い自由に移動させることで、来客時の急な椅子として使えますしその上にトレーを置けばちょっとしたサイドテーブルにもなります。

合わせてクッションの色や形を変えてみるのもよいでしょう。

家具を変えるよりも簡単に用意ができるので、季節や気分に合わせて部屋のアクセントとなるように遊びを取り入れてみましょう。

照明を替える

「灯り」は空間を演出する優れものです。

照明器具自体を変えるだけでもお部屋の印象は変わりますが、もっと「灯り」で雰囲気を作りたいということであれば、多灯照明や間接照明をお勧めします。

多灯照明にすると空間に動きを感じますし、間接照明にすると立体感を感じることができるでしょう。

また光色や調光にもこだわれば、リビングはくつろぎから作業まで対応できる部屋となります。

カーテンとラグ

カーテンとラグもお部屋のイメージをガラッと変えるアイテムです。

カーテンとラグの模様替えを考えたときに、「色数を増やさない」ということを守れば、まとまり感のあるスッキリしたインテリアを作ることができます。

例えば、カーテンやラグに色柄物を取り入れたいと思った時、その面積が大きい分非常に悩む方が多くおられると思いますが、お部屋全体の色数が増えないように、カーテン・ラグそしてクッションなどファブリックインテリアは、多くても4色程度にとどめそれらに関連性を持たせるように気を付けてください。

つまり、クッションはカーテンやラグに使われている色を取り入れ、カーテンとラグが数色の柄物であってもお互い同じような色が取り入れてあればスッキリまとまり感が生まれます、ということです。

まとめ

面倒で難しいと思われる模様替えも、計画をもってコツさえ押さえていればより気軽に楽しめます。

お家時間が長くなった今、お家を整理整頓・断捨離した上理想の空間に近づけることは必須ではないでしょうか。

また、日頃見慣れたお家も、イメージが変われば新鮮で暮らし方に変化が現れるかもです。

是非気軽に模様替えにチャレンジしてみてくださいね。

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プロフィール

(株)COLORHOUSE代表の廣田です。
色彩計画と欧米インテリアを得意としています。
インテリアでお困りの方はお気軽にご相談ください。