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落ち着く部屋

落ち着く部屋の作り方5つのポイント

投稿日:2020年9月10日 | 最終更新日:2020年9月10日

みなさんは自分だけの落ち着く部屋を持っていますか。

日頃からなかなか疲れが取れないと感じている人は、「自分だけの落ち着く環境」を持っていないからなのかもしれません。

自分がホッとくつろげる場所は、日々忙しくしている中で必須の場所ではないでしょうか。

今回は、そんな落ち着く部屋の作り方を紹介します。

落ち着かない部屋とは

落ち着く部屋を作りたいなら、まずは落ち着かない部屋の特徴を把握しておきましょう。

知らず知らずのうちに、心が休まらない部屋づくりをしてしまっている可能性がありますので、注意してください。

まず、落ち着かない色、落ち着く色という以前に、部屋の色彩に統一感がないとダメです。

部屋のカラーに統一感がなければ、脳が常に情報処理に力を使っている状態になってしまい、部屋にいるだけで脳が疲労してしまうのです。

その為、落ち着かない色を使うよりも、部屋のカラーに統一感のない方が落ち着かない部屋と言えるでしょう。

また、人には快適に暮らせるスペースというものがあり、窮屈すぎる部屋は疲れてしまいます。

単純に狭い部屋ともいうことができますが、家具の大きさがバラバラで、家具の並びがデコボコしているような部屋は落ち着きにくくなります。

逆に、家具の並びに統一感を作れば、落ち着きやすい部屋となります。

デコボコしている部屋の場合は、動線も悪く生活し難くもなりますので、そういった部分からストレスが溜まってしまうこともあります。

家具の大きさが部屋にあっていない場合も同様のことが言えますので注意しましょう。

さらに、人工物の多い部屋は落ち着かない部屋と言われています。

金属をはじめとした、人工物がいろいろなところに配置されていると、人間はなかなか落ち着きにくいものです。

落ち着く部屋の作り方

落ち着かない部屋の特徴を把握したら、次は落ち着く部屋の作り方を確認していきましょう。

掃除が行き届いている

これは部屋づくりという以前の問題です。(笑)

人は散らかった部屋にいると落ち着きませんので、しっかりと定期的な掃除を心がけるようにしましょう。

掃除が行き届いていると、動きやすいですし、清潔感を感じることもできます。

また、注意したいのがテレビやパソコンの配線です。

神経質な人は、こうした配線がごちゃごちゃに混ざった状態を見てしまうだけで疲れてしまうのです。

いくら掃除が行き届いていても、配線などがごちゃごちゃになっていれば、視覚的には散らかっているように見えますので、配線の整理もしっかりと行っておきましょう。

情報の取得を制限する

最近は特に言えることかと思われます。

現代人は、情報過多の状態に陥っていて、仕事場では常にたくさんの情報とにらめっこしているという人も多いでしょう。

そんな人が、自宅でまで情報とにらめっこしてしまうと、とても落ち着かない部屋になってしまいます。

そして、こうした状況を防ぐためには、情報の取得を制限することが重要になってくるのです。

1番のターゲットはパソコンで、常にパソコンを起動しているような人は、パソコン部屋と普段暮らす部屋を分けるのも良いでしょう。

また、思い切って、パソコンは必要な時以外電源をオフにしておくことも重要ではないでしょうか。

これはテレビなどにも同様のことが言えますので、情報を取得できるような機器と少し距離を置く環境を作ってみませんか。

人によっては、これだけで相当な癒しを得られる場合があるのです。

色を減らし統一感を出す

色の数が多い部屋は、脳の情報処理機能が常に発揮された状態になってしまいます。

そのため、色の多い部屋に住んでいるだけで、どんどん体が疲れていってしまうのです。

これを防ぐためには、色の数を減らして、統一感を出すことが重要です。

なにも単色だけで統一する必要はなく、同系統の色で合わせるだけでも、随分統一感が出てきます。

また、シックなイメージのある落ち着く色をチョイスしてみるのも良いでしょう。

木を室内に取り入れる

人は、人工物が多い空間にいると疲れを感じてしまいます。

金属製品なども該当して、これらがたくさん部屋にある場合は注意が必要です。

逆に人間が癒しを感じるものは、グリーンが適度に取り入れられた部屋だと言えるでしょう。

植物をインテリアとして配置するのもおすすめですし、植物が無理なら、木製品を取り入れるのもおすすめです。

木製品のデスクにしてみることやテーブルや椅子を木製品に変えてみるのも良いでしょう。

植物を導入する場合は、部屋の大きさもポイントで、部屋に対してあまり大きすぎる植物はおすすめしません。

この場合は逆に部屋が狭くなってしまい、癒しとは真逆の方向に行ってしまいます。

ソファを取り入れる

みなさんはソファが自宅にありますか。

ソファはくつろぐためにはピッタリのアイテムで、これがあるのとないのとでは、家の中で感じる癒しがまったく違ってきます。

落ち着いた色味のソファが一つあるだけで、部屋全体に癒しのイメージが広がってくれるのです。

また、ふわふわのソファで寝そべりながらテレビを見る…などは、とてもくつろげます。

また、部屋が狭くソファを導入するだけのスペースがないなら、1人掛けのソファを購入してみるのもおすすめです。

自分だけのパーソナルスペースを完成させよう

落ち着く部屋というものが、どんなものが理解いただけたでしょうか。

落ち着く部屋づくりで重要なのは、いわゆるパーソナルスペースです。

パーソナルスペースは、自分のテリトリーのようなものなので、自分のテリトリーと感じられる部屋づくりをすることがポイントです。

何に癒しを感じるかは人それぞれ違ってきますので、まずは自分が落ち着くアイテムはどんなものなのかを見極めてみるのも良いでしょう。

そういったものを少しずつ揃えていって、自分だけの住まいを作り上げてみましょう。

パーソナルスペースづくりに成功している人は、毎日の活力の源になってくれますので、非常に強いです。

あなたの周囲にいる元気がみなぎっている人は、もしかするとパーソナルスペースを持っているのかもしれません。

まとめ

それでもまだ「落ち着く部屋」をどうすれば作れるのかわからない、作り方は理解できるけど時間がない、面倒臭い…、プロの意見を聞きたい、という方は、株式会社COLORHOUSEがお手伝いさせていただきます。

女性のコーディネーターが、あなたに相応しい「落ち着く部屋」をご提案させていただきます。

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プロフィール

(株)COLORHOUSE代表の廣田です。
色彩計画と欧米インテリアを得意としています。
インテリアでお困りの方はお気軽にご相談ください。