
【ガスコンロ vs IH】一般家庭で使いやすいのはどっち?
投稿日:2020年5月8日 | 最終更新日:2020年6月3日
ガスコンロとIHクッキングヒーターの比較サイトは沢山あります。
それだけ皆さんの関心が高く、どちらにしようか悩まられる方が多いということですね。
特に、どちらがお得なのか「コスト」の面で気になりますが、実はさほど変わりはありません。
購入される商品や使用される調理器具、或いは各社の「お得プラン」に加入非加入などで変わってくるので、どちらがお得なのか一概に言えないところがあり大差ありません。
ここではコストの面を除き、使い勝手とインテリアの面から「ガス」と「IH」の違いをご紹介していきたいと思います。
便利なのはガスコンロとIHのどっち?
私事で恐縮ですが、経験話が一番だと思うので、私の経験からガスとIHの比較を参考にしていただけたらと思います。
結婚当初はガスコンロを使用していましたが、その後IHに変更し、そして今またガスに戻して一番長い期間使っています。
理由は、「ガスの方が使いやすくて料理が美味しくできるから」と、いたってシンプルです。
昔のガスコンロは、特に特徴のないただの器材で、決してファッショナブルなものではありませんでした。
が、IHが出始めてからは、ガラストップコンロが生まれ、そのカラーバリエーションは豊富に展開されました。
カラーバリエーションの中からは、自分の家のインテリアイメージに合ったカラーを選べれる楽しみがあり、色彩を施すだけでキッチンのインテリア性が上がります。
一番のマイナス要因だった五徳は、ステンレス製が販売になって、重たいイメージがなくなりました。
IHに負けじと、操作部分はIHと変わらないくらい便利になって、タッチ1つでお湯が沸いたり魚が焼けたりします。
個人的に、微妙な火力調整はガスのほうがしやすいと感じていて、IHは見た目で火力がわからないので、使い慣れるまで火力調整が難しかったように記憶しています。
卵料理が大好きなのですが、特にフワトロ卵はガスの方がうまく作れますし、卵焼きなどフライパンを傾けながら料理する場合は断然ガスがオススメです。
中華や炒めものについても、やはりガスの大きな火力の方がおいしく作れると思いますが、いかがでしょうか…。
今では、ガスでご飯を炊き、トーストもガスで焼いています。 ホント美味しいです。
反対にデメリットは、掃除です。
ガスは、ゴツゴツと歪な形の五徳の掃除がしにくいですし、窪みに食材が落ちてしまったりと結構大変です。
これでも、昔に比べれば随分フラットになりお掃除しやすくなりましたが、やはりサッと拭けてしまうIH に比べると負けてしまいますね。
コンロ幅60㎝・75㎝の違い
コンロ幅について考えてみましょう。
コンロ幅は、ガスまたはIHでも「60cm」と「75cm」の2種類の幅があります。
「60cm」は、鍋などをコンロに置いたときに、間隔が狭くて鍋同士が干渉し合い、コンロの中心に置けない場合があります。
また、調理中の鍋を一時的に休ませておきたいときは、別に鍋敷きを用意して、その上で休ませなければいけません。
コンロ部分の天板が狭い分、キッチンの調理スペースは広く確保できますから、食事準備もしやすいですし家族分の盛り付けもスムーズにできます。
「75cm」は「60cm」と逆で、コンロの間隔に少し余裕があります。
鍋同士干渉することは少ないですし、鍋敷き代わりに天板上に鍋を置いて休ませることも容易です。
天板が広いので調理スペースが狭くなりますから、大家族のご家庭の配ぜん準備などは、少し不便かもしれません。
まとめ
個人的好みで「ガス」を押して話してきましたが、IHのメリットもご紹介致しましょう。
IHは、火を使わないので安全性が高い為、特に年配者の方が料理する機会が多い場合は安心という声が多いです。
また、部屋が暑くなるということもありませんので、夏シーズンは助かります。
中でも一番のメリットは、やはりお掃除がしやすいという事ではないでしょうか。
株式会社COLORHOUSEでは、各ご家庭でどちらがより適したコンロなのかご相談させていただきながら、キッチンのリフォームを承っています。
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