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簡単&おしゃれ!お風呂のインテリアを楽しむ3つのコツ

投稿日:2023年8月27日 | 最終更新日:2023年8月27日

一日の疲れを癒すバスルームは、心落ち着くリラックス空間にしたいですよね。

バスルームのインテリアは少しの工夫で見違えるように変身します。収納や色、置き方を見直して癒し効果を高めてみませんか?

本記事では誰でも簡単にできるお風呂のインテリアの楽しみ方をご紹介します

「お風呂をおしゃれにしたい」「リラックスできる場所にしたい」とお考えの方はぜひ参考にしてください。

お風呂のインテリアを楽しむ3つのコツ

お風呂のインテリアはちょっとしたコツで見違えるようにおしゃれに変わります。すぐにできる方法としておすすめしたいのが次の3つです。

  1. 収納はすっきりシンプルに
  2. バスグッズは色と素材を統一する
  3. バスルームにグリーンを飾る

ここからはそれぞれのポイントを詳しく解説します。

コツ1.収納はすっきりシンプルに

お風呂をおしゃれな癒し空間に変身させる方法として、まず意識してほしいのが「すっきりシンプルな収納」です。

バスルームにはシャンプーやボディソープのボトル、バスチェア、掃除用品などさまざまなアイテムが置かれています。

バスタイムにこだわりのある方であれば、バスルームで美肌やヘアケアを行うことがあるかもしれません。

バスタイムを充実した時間にしようとすると、それだけたくさんのアイテムが必要になります。しかし、一般的な日本の住宅はバスルームがそれほど広くありません。

備え付けの棚で収納が足りなければ、ラックやカゴを買い足すことになるでしょう。収納といっても、バスルームにあるさまざまなアイテムは「置きっぱなし」であることがほとんどです。

この置きっぱなし収納は、バスルーム最大の問題点である「カビの発生」につながります

結果としてバスルームを清潔に保つのが困難になり、お風呂のインテリアを楽しむ余裕がなくなってしまうでしょう。

カビ問題を解決するには、カビの発生源を最小限に抑えるのが賢明です。

具体的な方法としては、毎日使うもの以外は水はけのいいカゴなどに収納し、使う時だけバスルームに持ち込むのはいかがでしょうか。

プラスチック製のバスケットは水はけがよく、バスグッズの収納に便利です。100円ショップなどで購入できるのも嬉しいですね。

銭湯に行くような感覚で、毎日のバスタイムに新鮮味が感じられるかもしれません。

コツ2.バスグッズは色と素材を統一する

バスルームの収納を最小限に減らしたら、次はカラーコーディネートを意識してみましょう。

まず、洗面器やバスチェア、手桶などは同じ色・同じ素材に統一します。これだけでごちゃごちゃしがちなバスルームの配色がすっきりとまとまり、落ち着きのある空間に変わります。

できるだけ色を統一したいので、シャンプーやボディソープも詰め替えボトルを利用するのがおすすめです。

最近はおしゃれなシャンプーボトルが増えているので、洗面器やバスチェアと同じ色・同じ素材のものを見つけやすいかと思います。

同じ色を探すのが難しい、または変化を楽しみたい場合は「色相環」を参考に違う色をチョイスするのもいいでしょう

お風呂インテリア(色相環)

色相環とは色相をリング状に配置したもので、異なる色相の関係性を相対的に示す際に用いられます。

隣同士の色相は色なじみがよく、反対位置にある色は違いに引き立て合う効果があります。

たとえば、洗面器やバスチェアの色が黄緑であれば、シャンプーボトルを黄色、または緑にすると色なじみがよく飽きのこない配色になります。

反対に、シャンプーボトルを黄緑の対抗位置にある紫にすると、コントラストが強く活発な配色となり、元気が出るような空間になります。

配色は好みが分かれる部分でもありますが、癒しを求めるバスルームは色の差を少なくし、落ち着いた空間づくりを意識するといいかもしれません。

コツ3.バスルームにグリーンを飾る

バスルームを癒しの空間に変えるには、グリーン(観葉植物)を飾るのがおすすめです。

高温多湿なバスルームでは、本物の観葉植物ではなくフェイクグリーンを置くのが最適です。安価なものであれば100円ショップで購入できますし、お手入れの手間もありません。

種類やサイズも豊富なので、置き場所に合わせて好みのグリーンをチョイスするといいでしょう。

バスルームにグリーンを飾ると、まるで海外のリゾートホテルにいるような気分を味わえます。

小さくてもグリーンがあるだけで優雅で品のある空間に変わるので、お風呂をおしゃれに変身させたい方はぜひお試しください。

なお、フェイクグリーンであっても高温多湿なバスルームに長期間置き続けるとカビが生えたりホコリが溜まったりする時がきます。

汚れが目立つようになったらお掃除をする、または新しいものに取り替えるなどメンテナンスを行なってくださいね。

お風呂のインテリアを楽しむのに便利な【100均グッズ】

お風呂のインテリアを楽しむには、おしゃれなアイテムを手軽に購入できる100円ショップが便利です。

すっきりシンプルな収納グッズは、好みに合わせて色やサイズ、素材を選べるのがいいですし、何よりお手頃価格なのが嬉しいポイントです

人気のマグネットアイテムも種類が豊富で、流行りの「浮かせる収納」にも役立ちます。

収納の見直しやカラーコーディネートなど、お風呂のインテリアを考える時は100円ショップのアイテムを大いに活用してみてくださいね。

真似したい!お風呂のインテリアコーディネート例

ここからは簡単&おしゃれなお風呂のインテリアコーディネート例をいくつかご紹介します。

収納や配色のポイントを解説するので、バスルームのインテリアを楽しみたい方はぜひ参考にしてください。

例1.シンプルイズベスト!白を基調とした清潔感のあるバスルーム

バスルームで清潔感を強調するには白のインテリアがおすすめです。

壁や床、バスタブが白いバスルームでは、シャンプーボトルなどもすべて白で揃えると統一感が出ます。

白だけでは殺風景にも見えますので、インテリア性を高めたい時はグリーンの効果も活用しましょう。

白×グリーンには癒し効果もあるので、リラックスしたいバスルームの配色に最適です。

例2.インテリアを暖色系の色で統一し、あたたかみのある印象に

配色がごちゃごちゃしがちなバスルームを、同系色ですっきりとまとめたコーディネート例です。

バスルームは入浴しているとあたたかい場所ですが、暖房機能がなかったり断熱性が低かったりすると季節によって寒さを感じることがあります。

こちらのコーディネートは、あたたかさを連想させる暖色系の色で統一されているため、視覚的にもあたたかな印象を感じられます。

シャンプーボトルやバスチェア、お風呂のふたを近い色で揃えているため、色なじみも上手にまとめられているコーディネート例です。

例3.ボトルやバスグッズの色と素材を揃えてスタイリッシュに

シャンプーやボディソープ類はボトルを詰め替えるだけで統一感が生まれます。

シンプルなデザインを選べばどんなバスルームにも相性バッチリ◎人気の吊り下げ収納は掃除がラクになるので、ズボラさんにもおすすめです。

シャンプーボトルの取り替えや吊り下げ収納は賃貸物件でもトライできる方法なので、一人暮らしの方でも手軽にはじめられますよ。

例4.海外インテリア好きにおすすめのハイセンスなコーディネート例

日本では浴室=体を洗う場所というイメージですが、海外ではバスルームを一つのインテリア空間として楽しむコーディネート例がたくさんあります。

画像のような青緑はゴールドとの相性がよく、空間を上品な印象にまとめてくれます。

シンプルよりも華やかさを演出したい場合は、海外のバスルームを参考にしてみるといいかもしれません。

風水的にNG!お風呂のインテリアで避けてほしいこと

インテリアを考える上で風水を意識する方は多いかと思いますが、バスルームについてもいくつか注意点があります。

風水では「お風呂=体の悪い気を流し、浄化してくれる場所」と考えるようです。かの有名な風水師・Dr.コパ氏曰く「水のたまる場所には厄がたまる」のだとか。

またカビや水垢、ぬめりなどで汚れたバスルームは陰の力が働きやすく、運気を下げる原因にもつながるそうです。

以上の風水的視点から見ても、すっきりシンプルな収納はメリットが多いと考えられます。

残り湯をそのままにしたり、シャンプーボトルを床に直置きにしたりするとバスルームが汚れやすい=運気が下がってしまうんだとか。

もう一つ、風水では部屋の方角を重要視しますが、バスルームについては「清潔であること」が大前提となります。

いくら方角を気にしても、お風呂が汚れていては運気は上がらないと考えるので、バスルームはできるだけ綺麗に保ることを心がけましょう

参考:ニッポン放送NEWS ONLINE『Dr.コパ「健康に影響するトイレや風呂場をきれいに」』

新築orバスルームをリフォームする予定の方へ

新築、またはバスルームをリフォームする予定のある方は、収納棚の必要性についてじっくりと考えてみてください

ユニットバスには収納棚が付属するケースが多いです。収納棚はあると便利ですが、お手入れをサボると水垢やぬめりの原因となり、掃除の手間もかかります。

収納棚は不要であれば取り付けないという選択肢もあります。メーカーによっては収納棚を省くことで値段が下がることもあるため、必要がなければ設置しないことも検討してみるといいでしょう。

まとめ

バスルームは一日の疲れを癒し、素の自分を解放してあげられる数少ない空間です。

バスタイムの過ごし方にこだわるなら、視覚的効果に働きかけるインテリアを意識しましょう。

収納はシンプルを心がけ、配色に少し工夫を加えるだけで普通のバスルームが見違えるように変身します。

株式会社COLORHOUSEは色彩計画を強みとするデザイン会社です。

リゾートイメージのバスルームからラグジュアリーイメージのバスルームまで、おしゃれなお風呂のリフォームもお任せください。

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プロフィール

(株)COLORHOUSE代表の廣田です。
色彩計画と欧米インテリアを得意としています。
インテリアでお困りの方はお気軽にご相談ください。