BLOG

インテリアと生活に関するお役立ちブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 収納
  4. 玄関をすっきり整理しよう!プロ直伝の整理整頓術&アイデア10選
玄関収納 靴 傘

玄関をすっきり整理しよう!プロ直伝の整理整頓術&アイデア10選

投稿日:2025年1月16日 | 最終更新日:2025年1月16日

家の顔である玄関は、いつ誰が訪ねてきてもいいようにすっきり整理されている状態が理想です。

インテリア雑誌やSNSで見かけるような玄関はとても素敵ですが、人の出入りが多い場所をきれいに保つのはなかなか難しいものです。靴や傘は家族の人数だけ散らかりやすく、なかなか満足のいく収納スタイルを見つけられないという方は多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、インテリアのプロが玄関をすっきり整理するための収納アイデアをご紹介します。玄関収納におすすめのアイテムもピックアップしているので、ぜひ参考にしてください。

玄関の片付けにおすすめ!整理整頓&収納アイデア10選

靴や傘、郵便物、スポーツ用品など、玄関で乱雑に置かれがちなアイテムをすっきり片付けるための収納術10選をご紹介します。

1.靴をすっきり整理する「シューズラック」

玄関をすっきり整理するには、まず靴の収納について考える必要があります。

下駄箱にすべて収納できればいいですが、賃貸や家族の人数が多い場合はそう簡単にはいきません。靴をスマートに収納するためのアイテムが、シューズラックです。

シューズラックにはさまざまな形状や素材がありますが、すっきり片付けるには棚に角度がついたものをおすすめします。

画像引用:FLYMEe

こちらの商品は棚に傾斜があるため、棚板と床が平行なタイプに比べて奥行きが短くなります。結果として窮屈な印象を軽減できるので、狭い玄関にはぴったりです。

2.使用頻度の低い靴は「下駄箱以外の収納へ」

冠婚葬祭の時にしか出番がないような靴は、玄関ではなく別の場所へ収納するのも一つの方法です。

玄関は靴以外にもさまざまなもので溢れ返ってしまう場所であり、日常的に使用するものを片付けるだけでキャパシティがいっぱいになります。それならば、普段使用しない靴はクローゼットなど収納力に余裕がある別の場所へ移動させてしまえばいいのです。

同じように、お客様用のスリッパや季節のアイテムなどのかさばるものも、下駄箱以外の場所へ片付けることを検討してみてください。

きれいに整えられたクローゼット

また、下駄箱をじっくり眺めてみると、傷んでしまっているものや値段を理由に処分できずにいる靴が場所を取っていることに気付きます。玄関をすっきり整理するには、下駄箱に収納できるだけの量を目安に定期的に整理・処分をすることも大切です。

3.子どもやお年寄りに便利な「踏み台収納」

小さなお子さんや高齢の家族がいるご家庭では、靴の脱ぎ履きで踏み台を使用していることがあるかと思います。

踏み台は収納としての役割も担い、スペースが限られる玄関を有効活用するのに大変おすすめです。踏み台の下にさっと収納するだけなので、小さなお子さんにお片付け習慣を身につけさせるのにも役立ちます。

画像引用:ベルメゾン

おしゃれなデザインを選べば、収納×インテリアの両方を実現させることも可能です。踏み台で靴が隠されている状態は、見た目の生活感も大きく軽減できますよ。

4.郵便物や書類は場所を取らずにすっきりと「マグネット収納」

郵便物や書類など、玄関につい置きっぱなしになってしまうものは、おしゃれな収納ポケットに片付けてしまいましょう。

郵便受けから取り出した書類は、そのまま下駄箱の上に置くのではなく、おしゃれな収納ポケットにイン!それを習慣づけるだけで散らかった印象は大幅に緩和されます。

画像引用:山崎実業

こちらはマグネット収納でおなじみのtowerの商品で、散らかりやすい書類をまとめて収納できるケースです。マグネットで取り付けるだけなので、ドアや壁に穴を開ける必要がありません。

マスクを収納しておけば、お出かけ前の感染症対策もバッチリですね。

5.ペンやカッターはまとめて保管「小物ケース」

宅配時のマストアイテムであるペンやカッターは、おしゃれな小物ケースを用意してすっきり整理しましょう。

整理するだけなら100円ショップの小物ケースでもいいですが、玄関はおもてなしの入口部分であるため、個人的にはインテリアにも大いにこだわりたい部分です。見るたびに気分が上がるような、玄関の顔になれるアイテムを選んでみてください。

6.かさばりがちな傘をインテリアとして活用「傘立て」

傘の収納は、玄関をすっきり整理する上で避けて通れないポイントです。

傘は靴よりも使用頻度が低いのに、玄関では靴と同じくらいの存在感を放ちます。そんな悪目立ちしがちな傘は、おしゃれな傘立てに隠すように収納してしまいましょう。

画像引用:山崎実業

所有している傘のデザインに統一感があるなら、このようにシンプルな傘立てでもセンスよく収納できます。省スペースで済むので、狭い玄関でも場所を取りません。

傘のデザインに統一感がない・本数が多いような場合は、生地部分がすっぽりと隠れるような傘立てがおすすめです。傘立てそのものがインテリアとして機能するので、玄関をスタイリッシュな印象に見せてくれます。

画像引用:FLYMEe

家族の人数分の傘+急な雨で買ったビニール傘なども入れれば、一家に5本以上常備しているというご家庭もあるかもしれません。

最近はビニール傘の需要が増え、どこのお宅でも数本のビニール傘があるのではないでしょうか。コンビニに行けば数百円で購入できるので、急な雨でも非常に便利で助かります。

ただ、一度使った後は玄関に置きっぱなしで二度と出番がない…というのはよくある話です。また、環境問題やファッションの観点で考えると、ビニール傘のあり方については考えを改めなければいけない時代です。

以上の理由から、ビニール傘の購入はなるべく避けて、長く大切に使える傘(折り畳み傘もいいですね)を用意することも玄関収納につながると言えるでしょう。

7.お金をかけない収納にはマスト「100均アイテム」

玄関の見えにくい部分を整理するなら、100円ショップのアイテムも欠かせません。

たとえば、下駄箱の扉の内側に100均のフックを貼り付けると、靴べらや鍵など細々したものを収納できます。子どもの縄跳びやハンディタイプのほうきくらいであれば、扉を閉めても中の靴や戸棚には干渉しません。

また、下駄箱の棚と棚の間に突っ張り棒を差し込み、収納スペースを一段多く作れば子ども用の靴やフラットシューズなどを収納するスペースも生まれます。

8.狭い玄関におすすめ「突っ張り棒収納」

狭い玄関の収納を考える場合には、突っ張り棒が大活躍します。

スペースが限られた空間では、生活動線を確保するのが先決です。家具の大きさにも制限があるので、縦スペースを有効活用する必要があります。

画像引用:dinos

このように、突っ張り棒で天井近くまで棚があるタイプは収納力に優れています。靴の数に合わせてサイズが選べるので、賃貸などで下駄箱を設置できない場合でも柔軟に設置できます。

こちらの商品は靴だけでなく、衣類やバッグ、小物類を収納するのにも便利です。下駄箱や収納棚を設置する必要がないのも嬉しいポイントです。

9.デッドスペースも賢く活用「スリムラック」

狭い玄関をすっきり整理するには、下駄箱内のデッドスペースにも着目しましょう。

画像引用:山崎実業

下駄箱の扉に引っ掛けて使うラックは、下駄箱内のデッドスペースを収納として活用できる便利なアイテムです。靴の出し入れの邪魔にならない上に、小物類をスマートに収納できます。

10.メーカーを統一すると気持ちがいい「収納ボックス」

玄関に限った話ではないのですが、収納ボックスを購入する時は「同一メーカーの商品で統一する」ことが整理整頓の秘訣です。

収納ボックスと言えば無印良品やニトリの商品が人気ですが、これらのメーカーには「同一シリーズであれば異なるサイズでも積み重ねしやすい」という共通点があります。

画像引用:無印良品

こちらは無印良品の「ポリプロピレンファイルボックススタンダード」という人気商品で、サイズ展開が豊富です。下駄箱の中に収納ボックスを入れる場合、同一商品だと無駄な隙間が生まれず、見た目にも美しい収納が叶います。

先ほど「使用頻度の低い靴は下駄箱以外にしまう」という収納術をお伝えしましたが、家中で収納ボックスが統一されていると、別の場所に移動させても無駄なスペースが生まれません。

どの場所にしまってもシンデレラフィットできるのは、収納を考える上で非常に有利なポイントです。

散らかっている玄関は運気が下がる?

風水では、玄関は家の顔とされ、玄関が散らかっていると家全体の運気が下がると言われているようです。

インテリアコーディネーターの立場から見ても、たくさんのもので溢れ、乱雑な印象を受ける玄関は決してセンスがいいとは言えません。家族だけでなく、お客様を迎え入れる場所は整理整頓されている状態がベストだと考えます。

大掃除をした後は気分がいいもので、すっきりと片付けられた場所にいると気持ちが安定します。「部屋の乱れは心の乱れ」と言いますが、それは玄関も同じで、居住スペースはできるだけ整えられた状態を目指してほしいと思います。

玄関にあるいつまでも置きっぱなしのものや古くなって使わなくなったものは、定期的に断捨離をすると気分もすっきりするのではないでしょうか。

狭い玄関を広く見せる色は?

カラーコーディネート

狭い玄関を広く見せるには、収納の工夫と合わせて視覚的効果も活用しましょう。

白やアイボリー、ベージュなどの明るい色は、部屋を広く見せるのに適しています。ほかの色とも組み合わせやすく、インテリアに自信のない方でも比較的扱いやすいかと思います。

賃貸の場合は壁紙や天井に明るい色が配されていることが多いので、収納アイテムや小物類も同じように明るい色で統一するといいでしょう。新築で玄関を広く見せたい場合も、明るめのクロスを選択するといいですよ。

もう一つ、狭い玄関を広く見せる工夫として鏡を使用する方法があります。

鏡には光を反射し、空間に奥行きがあるように錯覚を与える効果があります。玄関に限らずですが、狭い空間には少し大きめの鏡を配置するのがおすすめです。

玄関を美しく整えて快適な生活をしよう

家の顔である玄関は常に整えられている状態が理想です。

インテリアにおいてデザイン性は非常に重要な要素ですが、整理整頓なくして見た目を引き立てることはできません。むやみに下駄箱に押し込まないこと、使い終えたものはすぐにもとの場所に戻すことを徹底すれば、玄関は常に美しい状態を保てます。

雑然としがちな靴や傘、スポーツ用品などはしっかりと整理して、気持ちのよい玄関を目指しましょう。

株式会社COLORHOUSEでは、使い勝手の良い玄関収納やおしゃれなインテリアコーディネートをご提案しております。インテリアでお困りの方はお気軽にご相談ください。

ご相談・お見積はこちらから

関連記事

プロフィール

(株)COLORHOUSE代表の廣田です。
色彩計画と欧米インテリアを得意としています。
インテリアでお困りの方はお気軽にご相談ください。