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シンプルな部屋

【一人暮らし】おしゃれな部屋作りを楽しもう!インテリアやレイアウトのコツ

投稿日:2025年5月5日 | 最終更新日:2025年5月5日

一人暮らしをはじめる時は、誰しも一度は「おしゃれな部屋にしたい!」と考えるもの。

一人暮らし向けのお部屋は間取りや広さが制限されがちですが、工夫次第で快適かつ素敵な空間を作ることができます。

本記事では、インテリアのプロが一人暮らしのお部屋をおしゃれに彩るインテリアのアイデアをご紹介します。新生活が一層楽しくなる理想のお部屋作りにぜひお役立てください。

一人暮らしのお部屋を充実させるコツ

シンプルな部屋

一人暮らしのお部屋のインテリアで悩む時は、次の5つのポイントを意識するとおしゃれで快適な空間を作ることができます。

  1. インテリアのテイストを決める
  2. 収納量を把握する
  3. 必要な家具を厳選する
  4. ライフスタイルに合ったレイアウトを考える
  5. 広く見える配色を意識する

ここからはそれぞれのコツを解説していきます。

1.インテリアのテイストを決める

おしゃれな部屋作りの第一歩は、インテリアのテイストを明確にすることからはじまります。

ナチュラル・モダン・北欧・アジアン・ヴィンテージなど、インテリアにはさまざまなテイストがあります。一人暮らしでこだわりのお部屋を作るなら、まずは自分の好みにもっともマッチするテイストを選びましょう。

好きなテイストを決めると家具や小物選びに統一感が生まれ、お部屋全体にまとまりが生まれます。反対に、テイストがバラバラだと雑多な印象になりがちです。

インターネットやSNS、雑誌を眺めながら、自分が「好きだな」と思う雰囲気を探してみてください。

2.収納量を把握する

一人暮らし向けの賃貸物件に住む人の多くが、収納スペースの少なさに頭を悩ませています。

クローゼットにものが収まらなければ、収納棚を買い足す必要があります。かといって、一人暮らし向けの賃貸物件はそれほど広くなく、大きな収納棚は設置できません。

収納問題を解決するには、お部屋の収納量と持ち物の量を把握することが大切です。収納量に対して持ち物が多ければ断捨離をするか、収納方法の見直しをしましょう。

インテリアという目線から収納問題を解決するとすれば、「はしご付きのロフトベッドがある物件」も選択肢の一つです。

ロフトベッドはベッドが高い位置にあるので、その下の空間を収納スペースとして活用することができます。商品によってはベッド下に机があるものもありますが、机が不要ならシンプルにはしごとロフトベッドだけのものを選んでください。

空間の節約によって、ベッドのサイズ分約1000mm×2000mmが収納スペースとして活用できます。

3.必要な家具を厳選する

一人暮らし用に家具を準備する時は、本当に必要なものを厳選することが大切です。

▼必要最低限の家具

  • ベッド(寝具)
  • テーブル
  • ラグ
  • カーテン
  • 照明

インテリアコーディネーターとして、ラグは防音や防寒、インテリアの観点でもあった方がいいと感じます。最近はテレビを見ない方も多いので、今回は除外しました。

他にもソファや本棚なども候補にあげたいところですが、最低限という意味でこれだけ揃えれば最低限の暮らしは可能です。

「あったらいいな」は一旦候補から外し、生活する上でマストなものだけを揃えてください。内見で見る空っぽのお部屋と、実際に家具を配置した状態のお部屋は印象がまったく違って見えます。

最初はシンプルなお部屋にしたつもりでも、生活していくうちにものは増えてしまうものです。ものが増える想定で、最初はお部屋に余白を残しておくことをおすすめします。

4.ライフスタイルに合ったレイアウトを考える

家具やレイアウトを考える時は、自分のライフスタイルも同時にイメージしてみてください。

たとえば、在宅でのお仕事が多い方はデスク周りの快適性を高めるお部屋作りをおすすめします。家で過ごす時間が長いのに、座りにくい椅子や高さが合わない机は体を痛めてしまう恐れがあるからです。

友人を招く機会が多い方は、ゲストが座れるスペースが欲しいですよね。ソファを置くと場所取るので、ベッドをソファベッドタイプにしたり、折りたたみできる椅子やコンパクトなスツールが便利です。

毎日使うものには機能性を、使用頻度が低いものは2way・3wayや折りたたみ式の家具を選ぶなどの工夫をしてみてください。

5.広く見える配色を意識する

狭いお部屋を広く見せる方法の一つにインテリア配色があります。

お部屋のベースカラーにホワイトやベージュ、淡いグレーなどを選ぶと、空間に広がりが生まれます。賃貸物件の壁紙はホワイトが多いので、ホワイトをベースにした配色にするとインテリアの失敗を防げます。

白がお好みでなければ、フローリングや建具の色に合わせてもOKです。家具はお部屋に置くと存在感が出るので、新たなアイテムを取り入れるよりも壁や床の色と関連付けてなじませる方がお部屋をすっきり広く見せられます。

もう一つ、おしゃれ感を出すコツとして「お気に入りの色またはインテリアの特徴色」を配する方法もおすすめです。専門用語では「アクセントカラー」といい、ベースとなる色の中にほんの少しアクセントとなる色を取り入れる手法です。

白やベージュばかりだとぼんやりした印象になりますが、アクセントカラーを加えるだけでお部屋が引き締まります。一人暮らしでワンランク上のお部屋作りがしたい方は、おしゃれなインテリア配色に挑戦してみてください。

一人暮らしでおしゃれな部屋作りを楽しむ!インテリアとレイアウト5選

これから一人暮らしのお部屋作りをする方のため、ここからは参考にしたいおしゃれな事例をご紹介します。

1.1Kをおしゃれなカフェ風にコーディネート

一人暮らし向けの物件に多い1Kのお部屋は、居間からキッチンが丸見えになる間取りです。この間取りは一見デメリットに捉えられそうですが、お部屋全体をカフェ風にコーディネートすることでおしゃれ感がアップします。

キッチンに小さなカウンターテーブルを設置することで、食事や作業をするスペースを確保。照明を工夫すれば、ムードのあるバーのような雰囲気にも変身しそうですね。

2.お部屋の真ん中に棚を配置した1LDKのような空間づくり

広さに余裕がある空間には、本棚を間仕切り代わりに配置するレイアウトもおすすめです。ベッド横に棚があると半寝室のような気分が味わえるので、同じお部屋にいながら気分を変えられるメリットがあります。

ただし、背の高い棚は転倒時にケガや破損のリスクが高まるので、腰の高さほどのサイズにすると安心です。

3.一人暮らしだからできる「好き」を詰め込んだ空間

一人暮らしには、自分の好みを思い切り詰め込んだ「自分に没頭する空間」づくりができるメリットがあります。気分が上がるインテリアを散りばめて、帰ってきたくなるお部屋作りを楽しみましょう。

こちらのお部屋は縦長の1ルームですが、ベッドとソファを兼用することで生活感が軽減されています。スーツケースのようなスツールは収納としての役割も担い、インテリアと省スペース化を上手に実現している事例です。

4.高さ調節が可能なスチールラックは一人暮らしのマストアイテム

狭いお部屋に収納棚を置きたい時は、サイズのバリエーションが豊富で棚の高さ調整も自由にできるスチールラックがおすすめです。

スチールラックは背板がない分、背面の壁が見えるので圧迫感を軽減できます。インテリア小物や観葉植物を並べる時は、ぎゅうぎゅうに詰め込まず余白を意識することが大切です。

5.ロータイプor華奢な家具でお部屋を広く見せる

一人暮らしのお部屋を少しでも広く見せたい時は、背の低い家具をチョイスしましょう。ベッドは占める面積の大きな家具ですが、こちらの事例のようにロータイプのベッドを配置することで圧迫感を大幅に軽減できます。

線が細い華奢なデスクは色味が床と統一され、全体的なまとまりが生まれています。そこにバランスよく観葉植物のグリーンが映え、リラックス効果を高めています。

一人暮らしのお部屋の広さは何畳が理想?

一人暮らしのお部屋は、6〜8畳あれば最低限の家具を配置できます。

一人暮らしを想定した賃貸物件は、1ルームや1K、1LDKなどの間取りが選択肢になります。1ルームと1Kの違いは「キッチンと居室の間に区切りがあるかどうか」です。

ゆとりのある暮らしを求める方には10畳以上のお部屋がおすすめですが、お部屋が広くなるほど家賃は高くなります。広いソファやテーブル、本棚などを置いても余白が生まれるので、圧迫感を感じにくいメリットがあります。

理想的なお部屋の広さはライフスタイルによっても異なるので、お部屋探しの際はその空間で過ごすイメージを持って最適な物件を探しましょう。

10畳のお部屋に配置できる家具

おしゃれなベッドルーム

ベッドやテーブル以外に机と椅子、収納棚などが配置できます。家具のサイズ次第では、間接照明や観葉植物などのアイテムを配置できるスペースがあるかもしれません。

一人暮らしであれば大型の家具を選ぶ必要はないので、コンパクトでありながら快適性や使い勝手を兼ね備えた家具を選んでみてください。

一人暮らしのお部屋作りはインテリアのプロに相談するのがおすすめ

ソファとインテリア小物

はじめての一人暮らしや引っ越しは、ドキドキやワクワクがいっぱいです。

ネットや雑誌で見るようなおしゃれなお部屋に憧れますが、いざコーディネートを考えるとなると迷うことも多いです。とくに、一人暮らし向けの賃貸住宅は間取りや広さが制限されてしまうので、お部屋作りがうまくいかないことがあるかもしれません。

インテリアでお困りの時は、一人で悩まずにインテリアのプロに相談しましょう。私たちインテリアコーディネーターは、お客様の好みをヒアリングした上で最適なコーディネート案を作成します。

「狭い部屋を広く見せたい」「一人暮らしを快適に楽しみたい」という方は、株式会社COLORHOUSEまでお気軽にお問い合わせください。お客様の理想とライフスタイルに合わせて、素敵なお部屋作りをご提案させていただきます。

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プロフィール

(株)COLORHOUSE代表の廣田です。
色彩計画と欧米インテリアを得意としています。
インテリアでお困りの方はお気軽にご相談ください。