BLOG

インテリアと生活に関するお役立ちブログ

  1. HOME
  2. ブログ
  3. インテリア
  4. 個人宅のインテリアコーディネートはどの業者に依頼するべき?
インテリアコーディネート依頼

個人宅のインテリアコーディネートはどの業者に依頼するべき?

投稿日:2025年4月26日 | 最終更新日:2025年5月26日

個人宅のインテリアコーディネートを依頼するのは、少々ハードルが高いと感じませんか?

インテリアのプロが理想の空間を叶えてくれるメリットはわかっていても、実際に業者へ問い合わせするに至る方は少ないかもしれません。それは「誰に相談すべきかわからない」「相場や費用感を知らない」といった理由からかと思います。

個人宅のインテリアコーディネートをご希望の方のため、本記事ではインテリアコーディネーターの探し方をわかりやすくまとめました。依頼の流れや費用感も解説するので、プロへの相談を検討している方はぜひ最後までご覧ください。

大阪でインテリアコーディネーターをお探しの方は【株式会社COLORHOUSE】までご相談ください。

個人宅のインテリアコーディネートはプロに相談しよう

お部屋のインテリアについて考える時、大半の方が自分で家具やインテリアを選んでいるのではないかと思います。

自分でやってみると「家具の大きさが微妙に合わない」「何か違う…」と満足できないこともしばしば。かといって、大型家具を簡単に買い換えるわけにもいかず、満足できないまま仕方がなく使い続けているという経験は誰しも一度はあるのではないでしょうか。

そのような悩みを解決するのが、インテリアコーディネーターです。家具やインテリアはもちろんのこと、色彩計画や照明計画、時には設計者や施工者との打ち合わせや家具搬入の立ち会いも行います。

体型やTOPに合わせてお洋服を選ぶスタイリストや、味の好みや料理に合うワインを選ぶソムリエがいるように、インテリアにもその道のプロがいます。

インテリアコーディネートに興味はあっても「個人宅なのにプロに依頼するのはちょっと…」と、問い合わせに至らないケースは多いかもしれません。しかし、実際にサービスを受けてみると「やってよかった!」と思ってくださる方が多いのも事実です。

「餅は餅屋」という言葉がある通り、好みのインテリアに囲まれたお部屋で気持ちよく過ごしたいなら、インテリアもプロにお願いするのが一番です。

インテリアコーディネーターとインテリアデザイナーの違い

インテリアコーディネーターの仕事は多岐にわたり、どこまで対応するかは人によって異なります。

一般的には、家具やインテリア商材の選定や配置決めなどが主な仕事です。お客様のご依頼によっては、新築住宅の空間レイアウトや造作家具など現場施工を伴う提案を行うこともあります。

対してインテリアデザイナーは、何もないところから「空間をデザインする」ことがメインの仕事で、インテリアコーディネーターよりも詳しい建築知識が求められるのが大きな特徴です。

インテリアコーディネーターの中にはコーディネートだけする人と、コーディネートとデザインの両方に対応している人がいます。

単にデザイナーの方がセンスが優れているというわけではなく、その仕事をする人の興味や環境によって提案範囲が変わってくると考えるとわかりやすいかも知れません。

ちなみに、インテリアコーディネーターは日本特有の仕事で、海外ではインテリア関連の仕事をする人を総じて「インテリアデザイナー」と呼ぶことが多いです。

インテリアコーディネーターの種類

インテリアコーディネーターには、フリーで活動する人と企業に所属してインテリア関連の仕事をする人の2タイプがあります。

基本的な対応範囲はどちらも同じですが、両者にはちょっとした違いもあります。ここからはそれぞれの特徴を見ていきましょう。

1.フリーランスのインテリアコーディネーター

フリーランスのインテリアコーディネーターとは、主に「インテリアデザイン」や「インテリアコーディネート」をメインに活動している人たちのことです。(個人事業主や、私のように法人化している人もこちらに含まれます)

お客様から直接ご依頼いただくこともあれば、工務店や不動産会社、設計事務所などとコラボすることもあります。フリーで活動するインテリアコーディネーターは、人によって接客のスタイルが大きく異なります。

完全オンラインで対応する人もいれば事務所で打ち合わせを行う人、遠方への出張が可能な人など実にさまざまです。コーディネートの内容も融通が利きやすく、カーテンだけ選んでほしいという依頼から家全体をおまかせしたいといったオーダーまで幅広く対応できます。

また、ブランドやメーカーの制限が少なく、お客様の「これは絶対に使いたい!」というリクエストに応えてもらえるケースも多い傾向です。

弊社のようにイギリスの家具メーカーから家具や建材の直輸入ができる会社であれば、一般には流通しないおしゃれなアイテムを見つけることもできます。

輸入家具のRIKA STYLE INTERIOR|英国インテリアを直輸入

2.企業に所属するインテリアコーディネーター

企業に所属するインテリアコーディネーターは、大きく①企業内の社員コーディネーター②外注で委託しているコーディネーターの2パターンに分けられます。

インテリアコーディネートサービスを提供する企業は、相談から完成までの流れがある程度体系化されているのが特徴です。工務店やハウスメーカー所属のインテリアコーディネーターであれば、マイホーム計画の段階からあれこれ相談することも可能です

例をあげるとすれば、ニトリや無印良品などのインテリアコーディネートサービスがわかりやすいかも知れません。間取りや好みに合わせて、専門スタッフが自社商品を使ったコーディネートを提案してくれるサービスです。

建材の選択肢は制限されますが、店舗で実際に商品を見たり比較したりすることができるのでお客様も仕上がりをイメージしやすいかと思います。また、お客様に「コーディネーター料」として料金を提示されることはあまりありません。

個人向けインテリアコーディネートの流れ

個人宅のインテリアコーディネートは以下の流れで進めていきます。

  1. 相談・打ち合わせ
  2. 現場調査 ※工事を伴う場合は工事担当者も同席
  3. 商品選定
  4. プランニング・見積もり
  5. 契約・支払い
  6. 商品の発注・納品
  7. 完了

お客様からご相談をいただいた後に、好みやご予算などをヒアリングした上でコーディネートを考えます。内見や採寸も行いますが、完全オンライン対応の場合はお客様ご自身で採寸をしていただく場合もあります。

ご希望に合う商品を選定し、ご提案したコーディネートにご満足いただければ正式な見積もりを作成し、契約に進む流れです。商品の発注も原則インテリアコーディネーターが行います。

費用については、プラン作成時にインテリアコーディネート料(手付金)を、契約が成立してから家具代などを支払うことが多いです。※会社や依頼内容によって異なります

個人向けインテリアコーディネートの費用

個人宅のインテリアコーディネートを依頼した場合の費用は、次のどちらかの方法で計算します。

  1. 提案内容の合計金額の比率でコーディネート料金を算定
  2. 室内面積や部屋数に応じてコーディネート料金を算定

ここからはそれぞれのパターンについて詳しく解説します。

1.提案内容の合計金額の比率でコーディネート料金を算定

提案内容や商品の合計金額に対して、一定の比率でコーディネート料を算定するパターンです。

たとえば、商品の合計金額が100万円だったとして、インテリアコーディネート会社が合計金額の15%をコーディネート料として定めるようなケースでは料金は15万円です。

この比率は会社や事務所が独自に定めるもので、金額に応じて比率が変わる場合もあります。また、コーディネート料に商品代は含まれません。

2.室内面積や部屋数に応じてコーディネート料金を算定

部屋の広さや数に応じてコーディネート料が決まるパターンは、50㎡までは30万円、100㎡までは50万円といった算定をします。

一人暮らしの個人宅だと、ひと部屋あたり50,000円などのシンプルな料金設定があるかも知れません。コーディネート料金とは別に、打ち合わせ1回につき3,000円、図面作成1枚につき10,000円といった追加料金がかかることもあります。

インテリアコーディネートは会社や事務所、個人によって料金が大きくことなるので、気になる会社を見つけたら料金プランを提示してもらうことをおすすめします。

個人宅のインテリアコーディネートをプロに依頼する際の注意点

個人宅のインテリアコーディネートをプロに依頼する場合、注意したいポイントが3つあります。

  1. 依頼したいことやイメージを明確にする
  2. 予算を伝える
  3. インテリアコーディネーターの実績を確認する

ここからはそれぞれのポイントを詳しく解説します。

1.依頼したいことやイメージを明確にする

インテリアコーディネートを依頼する際は、まず自分がどのような空間を望んでいるのか、具体的なイメージや要望を明確に伝えることが大切です。

好みの色や素材、その空間での過ごし方などはできる限り細かく説明しましょう。SNSや雑誌をチェックし、参考画像を準備しておくとイメージを伝えやすくなります。

伝える情報は漠然としていても問題ありません。細かなリクエストがなければインテリアコーディネーターから事例をご紹介できるので、その中から理想に近いものを探していきましょう。

2.予算を伝える

インテリアコーディネートは、担当者にあらかじめ予算を伝えておくことも大切です。

事前に予算をしっかり伝えると、インテリアコーディネーターは予算の範囲内で最適な提案ができます。打ち合わせをしていく中で追加でお願いしたいことが出てくることもあるので、その場合に別途発生する料金も確認しておくと安心です。

3.インテリアコーディネーターの実績を確認する

インテリアコーディネーターを探す上で、重要な判断基準となるのが過去の実績です。

多くの場合、会社のホームページに施工事例やポートフォリオがまとめられています。最近はInstagramやYouTubeを活用する企業も増えており、お客様にとっても情報収集しやすいメリットがあります。

レビューや評価も掲載されていれば、インテリアのセンス以外にも対応や信頼性など、実際に打ち合わせしてみないとわからない部分も把握できます。

大阪でインテリアコーディネーターをお探しなら株式会社COLORHOUSEまでご相談ください

お部屋のインテリアについて考える時間は楽しい気持ちでいられますが、自己流でコーディネートしてみると理想と違った仕上がりになることは珍しくありません。

新築やリフォーム、あるいは引っ越しなど、お部屋の雰囲気を大胆に変えられる機会はそれほど多くないので、失敗を防ぐためにはインテリアのプロに相談することをおすすめします。

株式会社COLORHOUSEでは、個人宅をはじめ輸入住宅の設計・デザインや法人様向けのインテリアコーディネートに対応しております。

「一人暮らしの部屋をコーディネートしてほしい」「家具選びのアドバイスが欲しい」など、インテリアでお困りの方はお気軽にご相談ください。

ご相談・お見積はこちらから

関連記事

プロフィール

(株)COLORHOUSE代表の廣田です。
色彩計画と欧米インテリアを得意としています。
インテリアでお困りの方はお気軽にご相談ください。